社長のひとりごと
- 2022/04/26
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創業51年。
弊社は、創立50年を今年に迎えますが、創業となると、51年となります。自宅に、小さな看板を掲げて、父と母、隣りに住んでられた大学生を、電話番及び郵便物の受け取りの為に居て頂き、帳面は母が管理、記入しての船出でした。創立して、会社を他所に移してからは、母が手伝う事はありませんでしたが、母の協力無しでは、創立は出来ませんでした。
今日は、母の命日でして、墓参りをして、感謝を込めて、手を合わせてきました。
- 2022/04/21
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墨蹟の整理をしてます。
五十年、親子二代に渡り墨蹟に関わる生業をさせて頂いてますので、膨大な量の墨蹟を保管させて頂いてます。日暦製作の為だけでなく、個人的に拝受した物も有ります。具体的な内容は伏せさせて頂きますが、私の恩師よりの『失意泰然 得意冷然』の一行書を見つけました。十年前に一文を添えて拝受したものです。小生に生業の向き合い方を示して下さったんだと思います。宝物です。
- 2022/04/15
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禅居庵門前の石碑
建仁寺山内の禅居庵は、大鑑清拙禅師が中国から、渡来されてご開山となる寺院です。建仁寺において、唯一の大鑑派と称される寺院です。
この歴史的事実を広く知って頂く為に設置されました。大鑑派の面目、此処に有りと言うべき立派なものです。
- 2022/04/13
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感動するスピーチを拝聴。
本日の京都ロータリークラブは、間もなく白寿をお健やかにお迎えになられる千玄室大宗匠のスピーチでした。テーマは『ロータリーの本質 エッセンシャルロータリー』でした。大宗匠の半生を語り始められました。
幼少期から、文化に囲まれて、過ごされてきたので、大学生活は、法学を学ぶ事を希望され、徴兵猶予願いを提出され、勉学に励まられるつもりであられたそうです。しかし、太平洋戦争が厳しい現状となり、二十歳の時、徴兵されたそうです。海軍を希望され、日々、厳しい訓練をされ、昭和二十年三月一日に徳島の特別航空隊が編成され、入隊されたそうです。敵国の攻撃に遭い、命拾いを、何回となくされたそうです。そして、待機命令の出た大宗匠の点てられた抹茶を一服飲まれて、五月二十一日の沖縄攻撃に、多くの戦友が出撃され、海に眠ってられるそうです。ご自身の生命も、その時に終えてるべきで、白寿を迎えるのは夢のようだと言われます。戦友と共に散るべきさだめだったので、その後頂いた人生、七十八歳だとも言われます。
ウクライナの現状に対して、ロータリーアンは、自己生業に誇りを持ち、人の為に尽くすべき。人の身でない、自分の身明日は我が身と思い、本当の奉仕は何をすれば良いか、行動に移すロータリーでなければ明日は無いと締めくくられました。背筋が伸びる思いでした。拝聴した小生は、直ちに自己の出来る事を実践しようと思います。
- 2022/04/12
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父の遺稿を発見。
社内で、滅多に開けない収納家具の扉を開けると、(捨てたらあかん。捨てる前にちょっとだけ読んでいてほしい。)と、赤字で走り書きをした原稿を見つけました。墨蹟日暦の製作に心血を注いだ証となる貴重な物でした。父の言葉通りに、ちょっとだけ読んで、私の心に落とし込み捨てる事にしました。父に負けないように頑張る闘志が湧いてきました。感謝。