社長のひとりごと
- 2014/06/19
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新旧交代祇園の恩師に連れていってもらってから20年になる、元美人二人の色気も何も無いお店。
時々、ふらっと寄ります。久し振りにボトルを入れました。お気に入りのウイスキーのラベルが一新されました。
昨夜は、DeNAが快勝したこともあり、美味しいお酒を飲めました。
- 2014/06/13
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一隅を照らす昨日のロータリーの例会で、会員でもあられる妙法院門跡門主で、早稲田大学名誉教授(専門 日本宗教思想史)の菅原信海氏がスピーチをして下さいました。
テーマは「『一隅を照らす』をめぐって」でありました。
天台学生式の中で、照千一隅、此則国宝 忘己利他、慈悲之極の言葉を取り上げて、己をさておいて社会への恩返しの気持ちが肝要であると説いて下さいました。
スピーチの大半を最澄と空海を比較してお話して下さいました。
同時代を生きた両人は、最澄が8歳年上であり、唐を目指して4隻の船が出た時に、両人が別々に乗っていた2隻のみが無事に唐に着き、空海は福建省に密教の勉強に、最澄は浙江省天台山にて天台の勉強に向かったそうです。
その時は、互いに面識が無かったそうです。
両人が帰国後に、最澄が密教の教えを請いに乙訓寺に空海を訪れたそうです。暫く、仲の良い交流が続いたそうですが、最澄が密教の書物のみならず、秘法(体験)まで求めた事が原因で仲たがいをしたと言われてるそうです。
もう一つは、交流の中で、空海の弟子が最澄に走った事もあるそうです。
空海は、弟子を作らない主義で、最澄は弟子が多いそうです。
掻い摘んで書きましたが、興味深いスピーチでした。 - 2014/05/29
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休日でしたが。
先週の 土曜日は、妙心寺派嶺興嶽老大師の管長晋山式に出席させて頂きました。
日曜日は、天竜寺山内の弘源寺の開山忌に出席させて頂きました。
両日共に、快晴の中、厳粛に挙行されました。
写真は弘源寺様の方丈前の庭であります。
- 2014/05/28
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無山不帯雲最近の日課に、三女の学校への送迎が加わりました。
バスケットの練習中に足の指を骨折してしまい、公式戦の最終戦に出場が出来ませんでした。
今は切り替えて、日々を愉快に頑張ってます。
娘の学校は、嵯峨の特別保存地区の近くにあり、風光明媚な景勝地であります。
夕方の妙景を眺められるのは有難い事です。
テーマの言葉の語意のように、娘にも皆と変わらぬ仏性がそなわっているので、多少の不運は意に介さず、どんな状況でも、人の為に自分が何をしてあげられるかを考えて力強く生きて欲しいと願っています。
- 2014/05/21
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創立記念日本日は弊社の42回目の創立記念日です。
特別な事はしないのですが、一年間、私から観て顕著な活躍をした社員への、社長賞の表彰を朝礼で行い、昼から禅文化研究所に助成金を持って参じました。
弊社が、禅・臨済宗の知識など何もない禅僧の字をカレンダーにしたいアイデアだけの父に、懇切丁寧に御指導下さった当時の研究所の木村静雄事務局長のおかげで、墨蹟日歴を発刊することが出来たのであります。
禅文化研究所創立50年記念所蔵作品展『不立文字』を観覧して、42年間揮毫下さった墨蹟は、膨大な点数になりますが、それぞれに魂を込めて揮毫下さったわけですから、1点たりとも粗雑に扱ってはならぬと作品展を観覧して、思いを深めた次第です。