社長のひとりごと

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  • SENSHIN日記 by社長

社長のひとりごと

2024/01/29
南禅寺派管長猊下相見許される。

来年度の墨蹟日暦の墨蹟揮毫の御依頼で参じました。その際に、『南禅』という派内の冊子を手渡して下さいました。猊下が わが修行遍歴(七)で、弊社の恩人である木村静雄和尚との事を書いてられました。私が弊社に入社した40年近く前の記憶が鮮明に甦りました。密葬をされた際に前日の夜から大雲寺様にも参り、火葬場にも、両親と共に参じました。その後、禅文化研究所での本葬の打ち合わせにも、先代社長と共に出席させて頂きました。父も大病をして間もない時でしたが、恩人の萬恩に報いたいと一生懸命だったのを憶いだします。



管長猊下に冊子を父の佛前に供えさせて頂きますとお伝えして、光雲寺様を後にしました。合掌。








2024/01/27
老梅忽開花 一華両花 三四五 無数華

弘源寺様の毘沙門天ニノ寅法要の際に授与して下さる梅枝が、見事に開花しました。



『正法眼蔵』の(梅花の巻)にある如浄禅師の言葉を、青山俊董老大師が揮毫された墨蹟が頭に浮かんだ次第です。












2024/01/15
松の内も今日で終わります。

カレンダーと称する物で、一月を松の内と、二分してるのは、弊社の墨蹟日暦『日本の心』のみではないでしょうか。先代社長のアイデアですが、(正月)は、年神様を家族みんなでお迎えする行事であり、年神様は神様なのです。特に正月の期限とされる十五日を、厳粛に考えなければなりません。そのような意味合いで、分けさせて頂いている事を記させて頂きます。今年の石川県の震災は残念でなりません。明日から、国泰寺の虚老大師の墨蹟をお楽しみ頂くわけですが、国泰寺も、震災を受けられたと聴きます。お見舞い申し上げますと共に、老大師の『無 有花有月有楼台』の墨蹟が、皆々様の心に染み渡る事を願っています。



亡くなられた方々には、哀悼の意を表すと共に、不自由な生活を余儀なくされた被災された方々には、お見舞い申し上げます。




2024/01/10
今年の運試し。

年始の、九日、十日は、禅居庵さんの新年祭の荷担をさせて頂いてます。三十年目の節目になります。



おみくじを、引いてみました。『大吉』でした。普段は、しないのですが



本年は、春から縁起がよろしいようです。








2024/01/01
謹賀新年。

今年は、又玄窟老大師の墨蹟で幕を開けさせて頂きました。御題『和』に因み、昨年の一月に、言葉を選択させて頂きました。世界平和を祈願する主旨が有りました。年が開けて、世界情勢は、悪化の一途です。罪のない子どもたちが犠牲になり、嘆かわしい限りです。



菩提心を起こし、己はさて置き、他を利するのが慈悲の極であることを解く仏教を世界に発信したいです。



老大師の魂のこもった墨蹟に感謝し、皆様に味わって頂きたく存じます。



本年も宜しくお願い申し上げます。



(株)千真工藝 代表取締役竹本忠司拝