辱い佛恩
辱い佛恩
更新日:2024/09/13
最近、弊社の社長室の書類等の断捨離を断行して、ほぼ終了しました。前社長の父が、社長在任30年、小生が、23期目の決算を終えました。まだ、後継者はもとより、弊社の行く末も定かではないですが、父の任期を超える事はあってはいけないと茫洋と思いはじめて、先ずは断捨離と考えた次第です。色々と改めて整理する中、栽松老大師の『塵涓抄』を、久しぶりに手に取りました。ありがたい挨拶文も付いていたのを忘れてました。
京都にお越しになった際は、京都駅までのお送りが責務でしたが、いつも、時間ギリギリで緊張したことなど、様々な事を回顧してました。挨拶文を改めて拝読して、一日一日を精一杯駆け抜けられたご生涯だったんだと思うのと、「何かいい気になってないか、甘ちゃんの二代目さん。」と言う老大師の叱咤を頂いた気持ちになり、一人で泣いていました。何回も拝読した本ですが、連休の間、拙宅に持ち帰って、今一度、拝読させて頂こうと思います。合掌。