瑞松老大師に相見許される。
瑞松老大師に相見許される。
更新日:2024/02/21
一年ぶりに向嶽寺に拝山させて頂きました。伽藍が整備されていて、境内の梅が満開で、臨済寺本山の中にあって、凛々たる孤風を放つ圧倒感で身が引き締まる思いでした。老大師は、兼務されている八王子の広園寺の明治時代まで在った禅堂の再建に取り組んでられる。長年の懸案事項で、臨済宗専門僧堂に本来なければならない物なんで、あまり、騒がずして、坦々と事業を進めてこられたと拝聴し、老大師の宗風を感じました。40年近くに渡り、二ヶ寺の伽藍整備をされてきた道程を、89歳とは思えぬ口調で、小生に話して下さいました。詳細は控えさせて頂きますが、要約しますと情熱、信念、人脈、経験からくる明確な事業の青写真が肝要で、大口寄付など当てにしない。縁のある方々を平素から大切にする事と教授して下さりました。混迷の時代に、零細企業の事業主の任に有る小生に大切な事を授けて下さいました。感謝です。