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法輪寺 達磨大師御忌法要

法輪寺 達磨大師御忌法要

更新日:2024/11/02



昨日に厳修されました。法要後の佐野泰典住職の法話にて、月が改まり、日暦を捲ると、円覚寺 青松老大師猊下の『萬法歸一』であったと言うて下さり、今年も、参詣された檀信徒様への引き物に、日本の心日暦を加えて頂いており、尚更に感激しました。言葉の出典等を詳しく説明下さり、一切の存在それらは千差万別の様相を示し一つとして同じものはないが、結局は『一』に歸る。『一』とは、何ぞやとなるが真如とか仏性と呼ぶ、みなこの絶対の『一』のことにほかならないと解いて下さいました。続いて、妙心寺二世興祖微妙大師の現存する墨蹟が、ほぼ無い状況の中、関東居住の篤信者の方が、当時、霊雲院に玉裡されてた山田無文老大師の元を訪ねられて、「どなた様の掛軸が定かではないのですが、私共が所有し続けるよりも、老師様にお預けした方が良いと思いますので。」と持参され、揮毫者の鑑定をされたところ、微妙大師の揮毫と分かり、よりご縁の深い天授院にお渡しになり、今に至ってると、貴重な話しをして下さいました。その掛軸は、『少水魚有楽』と揮毫されており、少ない水は、限られた寿命をさし、魚は我々衆生の者であり、具わっている仏性に感謝して、精一杯の生命の歓びを輝かして生き抜く大切さを解いてられると教授下さり、二つの墨蹟を通して素晴らしい法話を頂き、至福の時間でした。感謝。







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