命ある限り歩き続ける
命ある限り歩き続ける
更新日:2024/11/29
数年前に、円覚寺様に拝山した時に、境内の売店にて買い求めた本を、今頃になって拝読させて頂きました。
五木寛之氏は、小生が龍谷大学の文学部仏教史を専攻して、3回生の時から、西本願寺の近隣にある大宮学舎に通っていた時に、拝見した事はないのですが、掲示板に、大学院生が受講する千葉乗隆教授、ニ葉憲香教授両人の学長経験者の講義に、聴講生として登録されてる貼り紙を数回、拝見した覚えが有ります。親鸞、蓮如を専門的に学んでられたものと推測します。青松老大師と五木寛之氏の対談は興味深いものでした。世界のあちこちで、紛争、戦争が起こっている中、戦争を主導する権力者に、命ある限り生きる現代人として、生き様を恥じる罪悪感は有りませんかと問いたい心境になります。また、小生の生き様を考えた時、具わっている仏性を大切にしたいと再認識した名著でした。感謝。