門川市長のご講演拝聴。
門川市長のご講演拝聴。
更新日:2016/06/16
昨日、京都物産出品協会の総会が行われ、続いて、市長の『京都市の観光政策について』という演題で講演をされました。
京都は観光都市ではない、観光に一番力を入れてきた都市である。と強調されました。京都には、生活の中に、暮らしぶりに、格調高い文化が根付いている。その上で、昭和初期から観光行政に、力を注いできた都市である。
今後は、2020年東京五輪に合わせて、191項目の事業を計画されているそうです。
世界の富裕層を呼び込む努力をされるそうです。その為には、高級宿泊施設が必要である。おもてなしの充実を図るには、沢山の正規労働者の雇用が必要となる。勿論、安い宿泊施設に泊まり、コンビニで食事されるのも悪いとは言うてられません。只、無許可で、マンションの一室を、外国人の観光客に提供する違法行為には、厳しく取り組むとも言うてられました。
関連する事と思いますが、文化庁の移転が決まり、いつとは正式に決まっていない中、その時の政権与党も、時の総理大臣もましてや、担当大臣も未確定の中、約300人の役人が京都で仕事されるのは間違いない事です。東京の霞ヶ関でない、京都の空気を吸って、息吹を感じて頂き、あらゆる文化に対しての保護なり、発展にどのような変化をもたらされるのか、多少なりとも、関連する生業をしている私には興味深いものがあります。
50分のお時間でしたので、市長様の言いたい事がまだまだあったようで残念でしたが、勉強になった貴重な時間でした。
物産出品協会の活動は、全くしてませんが、年一回の懇親会にだけは、勿体ないので、出席する会員であります。